SSブログ

"倍返し"を英語でなんという? [Phrase]

以前に"今でしょ"の日本語から英語を考えました。一応こちらを"今でしょ" から考える英語、いろんなフレーズで表現してみようクリックでリンクに飛びます。一つのいいたいことを表現するにも答えがあるわけでなく英語にはたくさん表現方法がありますということを述べましたが、ちょっと似た感じになってしまうかもしれませんが、去年の流行語の"倍返し"から英語のフレーズを考えてみます。

ごめんなさい、今更かよ!!の話題で。テレビでも英語で倍返しをなんていうみたいのはやってたようですね。

payback.png



そもそも僕自身、半沢直樹をみてないので"倍返しだ!"のしっかりしたニュアンスがわかってないです。



銀行同士?銀行対企業?のやりとりで、やられたことに対して大きく仕返しするという復讐的なニュアンスであってますでしょうか。笑


間違ってたら本当にすいません。



果たして"倍返し"という文化がそもそも英語圏にあるかということが一番の問題ですが、この倍返しという言葉自体、日本には存在しても英語文化の中にはその言葉があるかが微妙です。なんでドンピシャのニュアンスで英語にするというのはやっぱりなかなか難しいと思います。仕返しというだけならPaybackという意味がしっくりきます。Paybackという復讐アウトロー映画がありますが、有名監督であるメル・ギブソンがまさかの主演をやっています。笑



とりあえずまとめサイトみたいになっちゃうかもで恐縮ですが、いくつか例を挙げていきます。
Take double the payback.

このフレーズが答えですみたいな感じにインターネットではなってるようです。というのもNYのウォールストリートジャーナルで"日本で話題になっているドラマ半沢直樹"的な題材で記事になったときがあったらしく、そのときに記事の中で独自で訳されていたのがこのフレーズみたいです。

確かに Payback のback が入っているのころが"仕返し"というニュアンスが伝わりますね。それと銀行関連の話ということもあり、Payback の支払う的な意味も含んで二重にかかっている感じがいいかもですね。笑


何度もいうようですが、決してこれだけが表現方法ではなく、答えだということではありません。英語に答えなんてものはありません。確かに優秀な方がいろいろ考えて訳したわけだから、ベストなフレーズなのかもしれませんが、このフレーズが妥当なんだろうなくらいでいいと思います。



I will pay you back double.

これもネットの中ではこれだろう的な近似解みたいです。しっかりPay back の動詞の意味で"仕返しする"を理解しておきたいですね。 pay backで借りたお金を返すという意味が一般的ではありますが、復讐するというrevenge に似た意味もあるということです。ちなみに利子付きでお金を返すというのはpay you back with interestです。笑



An eye for an eye.

見ての通り"目には目を"という仕返しの意味を含んだ諺です。これも仕返しするというニュアンスがしっかり伝わります。


ただこれらの三つだけではなくて自分のなかでのしっくりくるニュアンスで言葉にできればいいと思います。日本語だとどうしても短いフレーズでインパクトある印象を与えますがどうも英語にするとちょっと長くなってしまい違和感を感じるかもしれませんが、一つの表現を繰り返し使うという事自体が英語では避ける傾向にあります。毎回同じフレーズばかりでは退屈だと感じるのが英語の習慣的文化としてあるのが事実です。

I'm gonna get you back. だったり
 I will get back at you.


これらも "仕返しするからな"という意味で会話でよく使う表現です。 I will get revenge on you. もそうです。


英語自体いろいろな歴史から進化して多様性ある言語のため、一つのことを表現する際も多様に表現することが好まれるんじゃないかと僕は勝手に解釈してます。会話でも自分の決まりきった言葉ばっかり使うひとは退屈に感じられてしまいます。それは日本でも同じかもしれませんが。笑



決まり文句的になって日本で流行語となった分その文化的なニュアンスを他の言語で明確に伝えるのはほぼ不可能なんじゃないかと思います。


例えば、ターミネーターで出てくるシュワルツェネッガーの有名な台詞の I'll be back を日本語で訳したらおかしい感じになるのと一緒です。I'll be back はI'll be backでみんな知ってますよね。 要は"倍返しだ" は"倍返しだ"が一番しっくりきます。笑




最後に、英語の文化背景を通して、英語のざっくりした歴史を解説している面白い動画ですので見てみて下さい。Plural (複数形) -s の使い方がどんな感じの歴史で変わっていったかというのが主な内容です。英語が全くわからない人も絵があるので楽しめるかと思います。TED最高です。






それでは!!



最後まで読まれた方ぜひ応援のクリックをお願いします!
↓ ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ




sponsored link




nice!(12)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。