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"下心がある"を英語でなんという? [Phrase]

今回は"下心がある"を英語でなんというかを解説していきます。

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まずは日本語でいう"下心"を簡単な英語で表現してみましょう。

selfish reason for doing something

hidden reason for what you want to do

second thoughts you really intend to do instead of the first reason


second thoughts  というのは直訳すると(二番目の考え)ということですが


"Do you have second thought ?" (何か他にアイディアある?)


といった感じで会議やディスカッション等でよく使われます。要は、"別のやり方、アイディア" という意味です。僕はまだあまり聞いた事ありませんがそのまま"下心"とか"思惑"といった場合でも使われる場合もあるようです。

さて、他にもいくつかネイティブが使う英語表現があるので紹介していきます。






ulterior motive


隠された動機

少し難しい単語ですがulteriorとは、"隠された"とか"秘めている"という意味です。

ulterior motive だと日本語で意味する"下心"よりは少し堅い表現です。

もちろん"下心"という意味でも使えますがもう少し広い範囲で使えます。どちらかというと意味では一緒ですが日本語でいう"思惑"といったニュアンスが近い気がします。

例えば、サスペンスドラマでよくあるシーンで、"あいつにもしかしたら隠れた動機があるんじゃないか"といいたいとき


"There might be some ulterior motive with him."

といった感じです。


ずっと仲の悪かった友達が急に態度を変えてきたら、

"He must have an ulterior motive." (あいつなにか目的があるにちがいない)


この場合はそのままulterior motivesecond thoughtに変えてもいいかもですね。

もっと簡単にに表現すると、


"He must be up to something."(あいつ何か企んでるに違いない)


up to 〜を使います。Up to youは(あなた次第)という意味が一般的ではありますが、"企む"といったニュアンスで使われることもあります。

What are you up to?のフレーズを以前紹介しましたが、状況や場面によっては"何企んでるんだ?" という意味でとれる場合もあります。

毎回言っていますが決まった言い方はありませんので、いろんな場面で自分の感覚にあった使い方で試してみて下さい。





have an axe to grind


研ぐための斧(オノ)?

もう一つの面白い表現で have an axe to grindというものがあります。

一般的には(不平、不満を持つ)とか(特別言いたい意見がある)という意味で使われたりしますが、 "なにか別の企みや目的がある"という意味で使われることもあります。

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直訳ですと"研ぐためのオノがある"ですが研ぐ(grind)必要の(axe)オノがあるということなんですかね。

なにかいつもより特別な強いものを刈らないといけないということで、"何か違う特別に企み、下心がある"という意味で理解しておきましょう。詳しくはいろいろなストーリーがあるみたいなんですが、これに関してはちょっとわかりませんので上にあるロムニーさんの絵のイメージで覚えちゃいましょう。笑


日本語の場合で使われる"下心"というのは主に男女の交際する段階でのことについて使われることが多いですが、英語の場合の表現ではもっと広義的に使われるのでそこがちょっとした違いかもしれません。









今まであまり言ってこなかった発音について




最後に、ulterior の発音が知らなかった人はこの動画をみて練習してみてください。



自分でも発音できる音絶対聞き取れる音なのでぜひ自分でできるだけネイティブに近づいた発音をするように心がけてみて下さい。

日本人は特に発音に弱いと言われていますが、原因は全てカタカナ発音に変換してしまうからです。アメリカに長く住んでいるひとでも日本人アクセントが強い人たちを多くみますが、大人になってからこっちに来たためにカタカナの発音のクセが強くあるせいだと思います。

発音のクセを抜くのには特に大変ですが慣れるまで常に喋る時は意識していかないといけません。一つ一つの音を発音できるようになるまでに時間はかかりましたが、僕の場合は特にこの部分の意識は徹底しました。ネイティブに英語が上手だと言われるのも発音のおかげだと自負しています。

一切自慢でもなんでもありませんが、この部分は特に留学している人や長く住んでいる人は最初に直していかないと後になって気づいたときにはどんどんきつくなります。

僕の経験だけかもしれませんが、日本人が他のアジア人と比べて発音が劣っていると感じるのは深く染み付いてしまっているカタカナ英語かと思います。

最初はつらくて負担になりますが意識していくことで、リスニングの力もついていくと思います。完璧な発音はできなくてもいいかもしれませんが、最低限の発音はコミュニケーションを取る上で必須です。

特に発音は最初の段階から自分で意識してやらないとimproveされることはないと思うので、これを機会に少し考えてみて下さい。youtubeでたくさんの動画が無料で見れるので、毎度紹介しているもののようにすべてネイティブが解説してるものがおすすめです。


いつもよりちょっと真面目になってしまいましたが、なにか僕の思っていることが誰か一人にでも役に立てくれていれば嬉しいです。うるせ!と感じた人はこれはぼくが喋ったことにせずにあほがなんかいってるよ程度に聞き流して下さい。


それでは!!







最後まで読んで下さりありがとうございます!
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