"にっちもさっちもいかない" 英語でなんという? [idiom]
この絵では、岩となにかに挟まれています。にっちもさっちもいかない状況です。
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I got stuck between a rock and a hard place.
にっちもさっちもいかない状況だ
少し長いかと思いますが、I got stuck. はなにか挟まっている状況を意味して、なにか考えが浮かばなくなったときや、思いつまったとき、どうしようもできなくなった場合などいろんなシチュエーションで使われるので最低限のこの表現は知っている必要があります。
今回の表現では、"にっちもさっちもいかない"状況、すなわちどちらを選択してもうまくいかないようなときに使われる表現です。
直訳しますと stuck between a rock and a hard placeで "岩と厳しい場所の間に" 挟まっている状況です。冒頭の絵のように、両側から挟まれているものから逃れられない様子です。
"にっちもさっちもいかない" 状況というのは、困難な状態です。ただ簡単に困難な状況にいるということを伝えるには状況によっていろんな表現の仕方があります。
それが自分なりの言葉で伝えられれば最低限OKですので特に今回の決まった表現を覚える必要はありません。
人それぞれの感覚、表現を言葉にできることが何より優先です。
例えば、日本語で表現するにしても、なにか失敗してしまったときやにっちもさっちもいかない状況に追い込まれていたとしても、"これじゃにっちもさっちもいかないよ" と全員が全員同じ表現でその状況を言葉にすることはあり得ません。
あくまで表現方法に答えはなくて、その中の一つとして参考にしてそこから少しでも英語への関心が高まっていけばいいと思います。
なので、日本語でああいうときってなんていうフレーズで表現すればいいんだっけと答えを探す作業でなくて、そのイメージから自分の持ってる言葉(単語、フレーズ)から、まずどう表現するかを考えてみることが、英語で考えるということへの一歩となります。
しかしながら最低限表現できる単語やフレーズは知っていなければなりません。その持っている単語やフレーズが明らかに無い場合は、"インプット"すなわち英語に触れている時間や経験数がはるかに自分の言葉から表現するには足りていないということです。
また、勉強として単語やフレーズ覚えようとしてストレスをかけるのではなく、母国語から英語で表現する間の思考プロセスを自分で考えながら英語を考えてみて下さい。
その訓練を通じて、自分が表現できないものが自然と意識されていきます。意識されることで、どういったことを頭に記憶するかが英語に触れている時間、それっぽいものを目にしたり耳にしたりするとき、『自分があのとき言いたかった事はこう表現するんだ』という気づきの作業が頭の中でされます。
しかしながらそれを次は自分のくちから出さなければ(アウトプット)、せっかく体でその言葉が身に付く瞬間を逃してしまうことになります。これをなんども繰り返してしまっては覚えようとしても身に付くことはありません。一ヶ月後には忘れます。
何度もいいますが、自分の口から出てくるものは知っているものやすでにどこかで目にして耳して触れたもの以外ありえません。
英語をずっと喋らなければ英語が身に付かないとか日本語を話したら英語はできるようにならないと言っている英語学習を勘違いしているひとが多いのですが、もちろんそれは確かにある意味ではそうかもしれませんがまずは自分がなにか表現できるものを持っていなければそもそも喋ることなどできません。
英語でずっと話す場所にいても話すものが浮かばずに喋らずにいてもそれは身に付いているとはいえません。なにが言いたいかというと、まずは自分で英語に触れて自分の知っている、持っている言葉(単語やフレーズ)があることが最前提で、英語を話す訓練をしなければ意味がないということです。
またある程度自分の中で、喋れるようになったからといってそこで、自分からさらに新しい表現を増やしていかない限りは頭打ちが訪れます。そこから伸びずに決まった表現の英語しか喋れないようになってしまいます。
まとめると、自分でまずはいろいろな興味のあるものから本なり動画なり映画なり英語に触れてみてそこから言葉を収集していきます。この収集作業(インプット)を通じて、自分の言葉の中にに足りないものや自分で表現したいものを意識します。
※(この作業は、自分で進んで継続してやらなければいけないことであるために、この段階で継続されないまま終わってしまうという人がほとんどです。興味をもっていなかったり義務的な意識のもとでは確実に続きません。続いても英語が嫌いになって終わるでしょう)
収集したらその次は英語で実際に喋るひとたちのところでそれを意識しながら、言葉にできないものであってもできるものであっても試行錯誤して考えながら自分が持っているものを喋る努力をします。(アウトプット)
英語ができないと思っている方はまずは英語に触れる時間、経験数(インプット)をまずは増やしていくことを自分なりにどうやってそれを続けていくかを考えてみて下さい。
それを工夫できる人が英語ができる人、すぐできるようになる人だということです。英語圏にどれだけの期間いるかとどれだけ英語ができる人というのは一切比例しません。
英語圏にいる人の方が英語に触れやすいし英語で考える時間が必然的に与えられるのは事実ですが、長く住んでいようが英語ができない人は腐るほどいるし短い間にかなりのスピードで上達する人もたくさんいます。
いつも最後まで読んで下さりありがとうございます!!
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