嫌なことされてもやり返したらいけない を英語でどういう? [proverb]
お久しぶりです。実は三年間の留学も先々月に終え、日本に完全帰国しました。
日本にいながらも気になったフレーズ等はちょいちょいあげられればと思ってますので、少しづつこのブログも再会していきます。
そんな感じで今日は諺を紹介します。今回も英語にしかない表現ですので、日本語にはない感覚や言語文化の違いを感じられるかと思います。
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Two wrongs don't make a right.
相手に嫌なことされてもそと同じ事をやり返していいとはならない
wrong (悪い事) + wrong (悪い事) は right (正しい事)には ならないということです。
直訳でいえば 悪事に悪事を重ねても正義にはならない、となって要は 嫌なことされてもやり返していいとはなりませんよということになります。
冒頭の画像では、生徒たちが
"If two negatives make a positive, (マイナスとマイナスで+になるなら)
how come two wrongs don't make right? (なんで悪い事と悪い事で正しいという事にならないの?)"
と先生に聞いています。
難しくていい質問ですね。笑 "数学のルールとと実世界のルールは違うんです"と一瞬にして答えたかもしれません。
ちょっと考えてみます。
例えば、あるA君がB君にいじめられているとします。それを見ていた周りの子達が正義を振りかざしていじめていたB君をみんなでいじめるとします。そんな状況がまさに
Two wrong don't make a right.
です。これは実は幼少の頃、僕がしてしまったことです。これは最低最悪なことです。
それを正義だと思いこんで、その悪事と同等、もはやそれに上回る最低なことをしているのには一切気付かないでいて、自分の中にある正義感に酔いしれてしまう失態です。この機会に深く反省します。
この"正義" : Justice とのいうはすごく危険なものであり正しい・悪いで白黒つけたい、どうにか"判断" : Judge したいという煩悩はどんな人間にも多かれ少なかれ備わっているのではないのでしょうか。
善悪をどうしてもつけたがるのが人間であり、そこから正義感の執着が生まれるものです。
その勝手につくりあげている執着が自分の判断の及ばないところで勝手に生物的に脳科学的に動いてしまっている人間の弱さをまずは知っていなければいけなかったと思います。
どうにか理由付けや因果関係が欲しい、善悪の判断基準が欲しいという悟性というものが人間にはあるとドイツの哲学者のイマヌエル・カントもいっています。
実際に今現在も、根源はすべて同じところで諸外国間で宗教対立の問題が起きています。人間の煩悩というものは本当に恐ろしいものです。
ということで 生徒に質問された先生はこう答えたかもしれません。
Two wrongs don't make a right.
という昔からあるこの諺の中に、世界で起きている戦争の原因を知るヒントが含まれているんだよ。
人間には自分の思い込んでしまっている正義感次第で悪い事を良い事にすり変え、良い事でも悪いことに変えてしまう力が生まれつき備わっている。それはある意味すごく危険なこと、本来は善も悪もないのにね。だからこれからどう生きるかを考えてみよう。
ずいぶん長い大喜利になってしまいました。お疲れ様です。笑 なんかもっとシンプルで面白い答えがあったら教えて欲しいです。
最後に面白い動画を見つけたので紹介します。
途中 4:25秒のところで Two wrongs don't make a right とわかりやすくいっていますので、どういうときに使えるかニュアンス等意識しながら自分でも使ってみて下さい。
それでは!!
いつも最後まで読んで下さりありがとうございます!!
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