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"紙一重"を英語でなんという? [Phrase]

今回は、日本語の"紙一重"を英語ではどう表現するかを紹介していきます。


天才とバカは紙一重といったりするものですが、

albert-einstein2.jpg

この言葉から考えると、"紙一重" というのは"(紙一枚ほどの)微妙な差でしかない"という意味で使われているかと思います。

これを簡単な英語で表現してみます。

- almost same but slightly different
- very similar although second one is bad
- really similar but one can easily become the other

それでは英語にも日本語のようなこの比喩的な決まった表現があるので紹介していきます。


a fine/thine line


細いライン?

好きと嫌いは紙一重である)という有名な英語表現があります。どう表現するかというとこんな感じです。


"There is a fine line between love and hate."

fine というのは一般的には、"優れた、素敵な、晴れた"といったポジティブな意味で使われますが、物に対して"きめ細い、微細な、精巧な"という意味もあります。例えば、イメージ的にはa fine penで 先が細いペンといった感じでも使われています。

finethin(薄い)というのにそのまま変わっても問題ありません。二つとも全く同じ意味で使われていますが、fineのほうが使われている頻度は多いかと思います。

直訳すれば、(愛と憎悪には微妙なlineがある)ということですが、要は"好きと嫌いは紙一重である"という意味になります。この表現の仕方で天才とバカは紙一重だというのを表現すると


"There is a fine line between genius and insanity."


*genius(天才) , insanity (精神異常、狂気、愚行)


なにか紙一重の二つのもの比べるときになんでもこの表現をこんな感じで使えるので試してみて下さい。

37013.jpg

趣味にのめり込むのと精神病は紙一重ということですね、確かに。笑 英語ものめり込んじゃえば勝ちです。矛先を変えるだけ。楽しむことから始めましょう。笑




by a hair


髪の毛一本によって?

競馬に例えられて、"鼻差で負けた"という比喩的な表現が日本語にありますが、これと同じ意味で使われる英語表現があります。直訳ですとby a hair で(髪の毛一本の差)でということですが

"I lost the election by a hair." (選挙、微妙な差で負けた)


微妙な差ということを類似的な意味で表現していてそこが面白いですね。"微妙な差" という意味では似ている表現ではありますが、文脈的なところで使われる場面やニュアンスはちょっと違いますので、先に紹介した a fine (thin) lineと区別して使ってみましょう。



語学の王道


聞き流すだけで喋れる?足元みるよねー

今回の話題を通じて、言葉が同じ意味ではあっても使う場面やニュアンスが微妙に違ってくるという語学習得の根幹を特に強調する必要があると思いました。こういったものはやはり経験的に体で覚えていくしか方法はないです。なんでここでなんとなく覚えたものも来週にもすれば100パーセント忘れてます。


いつも同じことを言っているようですが、語学は実践によって経験しながら覚えるもので、論理や体系で学ぶものではないということ。だから勉強のようにやる英語は結局一切役に立たないんです。


もし苦しみながら英語を座学的に勉強している人は卒業しましょう。僕の経験からしてほぼ必要ありません。中学、高校の英語の成績は全て5しかとったことないし、大学での英語の授業で難しいと感じたことは一ミリもありませんし、TOEICやTOEFLに関しても少しやって留学に必要な結果を一瞬でだすことも容易でしたが、これら全てアメリカに住んでから本当に役に立ったと思ったことは一度もないと自覚しています。

自慢でもなんでもなくてなにが言いたいかというと、このように学習プロセス自体が真逆だと僕みたいに時間を無駄にして痛い目にあうということです。笑 学習してInputしたら、発音、実践してOutputしてみて下さい。これが語学習得の王道です。これを継続的にする。継続するために楽しむ方法を自分で考える。ここがいちばん難しかったりするのかもしれませんが。笑

スピード○ーニング的な高額英語教材なんかにだまされてはいけません。そもそも簡単に英語が喋れる方法なんてないんです。聞き流すだけで喋れる?アホ抜かすなですよ。学習Inputする面で、一切意味がないとはいいませんがway too fuc○ing expensive(ありえないほどくそ高い)です。あんなものより数倍いいものを無料でこのブログで提供するわといいたいとこですね。笑 

ただ先ほどちょっと大げさ言い過ぎたのは、ごめんなさい。Input の量を稼いだという面でちょっとは中学高校大学の授業も意味があったのかもしれないということ。笑 また奨学金で留学期間の学費は全てまかなえたのもそういったものが徹底的に重視されちゃう日本にいたからであって、僕自身そのことについてはすごく感謝しています。しかしながら、なにか英語に対する日本人のマインドセットを変えたい、日本での英語ビジネスに金を搾取されてしまっているたくさんの状況があるから少しでもそれに対してなんかできることはないかと思ってこのBlogをやっています。

うわーっといつもより自分を出し過ぎ?ました。そんな感じでとりあえず一ヶ月ほど自分なりに考えながら更新をしてみましたが成果がでなければいつでも辞めるつもりでいます。Youtube にシフトしちゃったりね。笑


最後に "There is a fine fine line." という有名な歌で頭にたたきこめば来週になっても忘れずに覚えてるかもしれません。笑



頭に残りますね。笑


それでは!!


いつも最後まで読んで下さりありがとうございます!
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